20歳と38度線

ソウル大学留学生の日常とエッセイ。彼氏は韓国陸軍軍人。K-popと政治問題だけでは語れない朝鮮半島を書いています。

#平壌なうに使っていいよ。〜訪朝報告会〜

(※ここに書かれていることは個人の感想です)

 

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日曜日に、朝日大学生友好ネットワークが主催するイベントに行ってきました。

 

 

朝鮮民主主義人民共和国を訪問した3人の大学生のトークショーでした。 

 

 

大学生の訪朝のプロジェクトは毎年行ってるそうで、

 

 

私も数ヶ月前、ニュースで特集された動画をyoutubeで見つけて、すごく驚いたのを覚えています。

 

 

 

日本人2人と在日朝鮮人1人の計3人の方のお話で、

 

 

 

基本的に、

 

 

北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国だけれど、ここでは分かりやすく通称を使います)に行ってみると、メディアで見てた「悪魔の国」というイメージは消えて無くなり、

 

 

みんな暖かく歓迎してくれて、治安も良くて

 

 

 

現地の学生とも仲良くなれて、

 

 

 

6日間すごく楽しかった。

 

 

という話の内容でした。

 

 

 

 

もちろん、驚くこともたくさんありました。

 

 

カトリックを始め、プロテスタントや仏教などなど、宗教の自由はあることや、

 

 

2年前とは比べものにならないほど経済成長著しいこと、

 

北朝鮮からのお土産は、税関で全て没収されてしまうこと、

 

 北朝鮮の軍人の口から

「核戦争に反対する」という言葉が出てきた話など、

 

 

聞いててとても面白かったです。

 

 

実際北朝鮮に行った人の話を聞けるのは貴重だし、

 

 

どんな国でも、行ってみて初めて分かることってありますよね。

 

 

 

 

 

 

でも、なんだか、キレイにまとまりすぎてて、

 

 

 

 

ひねくれ者の私は、違和感を感じていました。

 

 

 

例えるなら、宣伝用のゴミ1つ落ちていない平壌市内の動画を見せられてるような、

 

 

 

そんな気持ち。

 

 

 

在日朝鮮人の方は、何回も北朝鮮を訪れたことがあるそうなので、特に今回、特別思ったことはあまり無かったそうですが、

 

 

 

日本人ならもっと、複雑な心境になったのでは?

 

 と疑ぐりながら聞いてました。

 

 

本当は、色々複雑に考えて、言いたいこと言い出せなくて、悶々としてた、けど、

 

 

ただでさえ、悪いイメージが植えつけられてる友人の国を、「やっぱり、複雑な国でした」というのは、連れて行ってもらってる手前、言葉に出来なかったのかもしれません。

 

 

 

 


例えば、突っ込んだ質問をして、ガイドさんが困ってたとか、



反日教育を受けてると聞いてたから、「行く場所行く場所で歓迎してもらった」ことが信じられなかったとか、


そんなことは、無かったのかな?

 

 

 

 

もちろん、今回このイベントに参加して、とてもいい勉強にもなりました。

 

 

せっかくの貴重な体験を、”綺麗な姿”でしか語れないのって

 

 

 

自分だったら悔しいなあと思ってしましました。 

 

 

 

 

本当に、今の時代、北朝鮮というと、

 

最高指導者とミサイルのことしかみんな言わないので、

 

 

そこに住んでいる人が実際にどういう暮らしをしているのかとか、

 

どういう考えを持っているのかとか、

 

 

 

そういう事を知るために

 

 

 

訪朝交流が、草の根的に行われてるのは、

 

 

 

 

すごく意義のある事だと思います。

 

 

 

でも、話を聞いているかぎり、なんだかモヤモヤが残ってしまう。

 

このモヤモヤはきっと、実際に自分が足を運んでみないと消えないんだろうな。

 

これから頑張って平壌行きの旅費を貯めていこうと思います。